武蔵野大学は2024年4月、本学13番目かつ日本初となる「ウェルビーイング学部」を開設します(設置構想中)。
【公式WEBサイト】 https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/well-being/well-being/
【開設に関するプレスリリース】 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000067788.html
【開設に関する記者発表会】 https://www.youtube.com/live/BqnLss0LwC8?feature=share
◆ウェルビーイング学部の特長 ウェルビーイングを実践するためには、幸せ・生きがい・安心・福祉・健康・平和など、一人ひとりウェルビーイングについての社会学・心理学的知見や、新たに創造的なデザインを行うための工学的手法・デザイン学的手法を学ぶことが必要です。 こうした幅広い学術領域の習得に加えて、自然・地域・企業・世界でのフィールド・スタディーズから得られた体験的知見と創造的実践力を統合させることで、ウェルビーイングデザイナーを育成し、輩出するカリキュラムを構築しています。 “地球ぜんぶ”を舞台として学び、議論し、実践するカリキュラム ●世界がキャンパス ウェルビーイング学・ポジティブ心理学等を得意とする海外研究者との連携、短期留学ができる ●日本がキャンパス 全国各地域(沖縄から北海道まで)と連携し、自然体験や地域課題解決実習ができる ●企業がキャンパス ウェルビーイングに関心が高い企業、医療福祉施設、自治体等で創造的な実習ができる ◆ウェルビーイングとは ウェルビーイング(Well-being)とは、身体・精神・社会といったあらゆる面において良好な状態、すなわち幸福であることを表す概念です。身体が良好な状態にあるだけでなく、精神的にも社会的にも満たされていることを言います。 もともとは、1946年にWHO(世界保健機関)が示した、「健康」の以下の定義の中に登場した言葉です。 “健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態であることをいいます。(日本WHO協会訳)” 厚生労働省では“「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。”と定義しており、より多くの人が生き生きと活躍できる社会の実現を掲げています。 また令和 5 年 3 月の中央教育審議会「次期教育振興基本計画について(答申)」においては、“(1)多様な個人それぞれの幸せや生きがいを感じるとともに、地域や社会が幸せや豊かさを感じられるものとなるための教育の在り方、(2)幸福感、学校や地域でのつながり、利他性、協働性、自己肯定感、自己実現等が含まれ、協調的要素と獲得的要素を調和的・一体的に育む”という方向性が示され、“教育を通じて日本社会に根差したウェルビーイングの向上を図っていくことが求められる。”としています。